冴えない彼女の育てかた3巻感想

冴えない彼女の育てかた3巻の

感想・考察・パロディをまとめました。

冴えない彼女の育てかた3 (富士見ファンタジア文庫)

冴えない彼女の育てかた3 (富士見ファンタジア文庫)

 

あらすじ

詩羽先輩との甘い一夜(?)を経て、

無事我らが同人ゲームのプロットが完成。

次は英梨々によるキャラデザなのだが…

「被告人に問います…

 なぜ急に髪型変えてきたの?」

「え〜と…なんとなく、かな?」

「そんな理由で、あたしの作業量を

 倍以上に膨らまそうとしてるの!?」

「いえ裁判長!被告人は常々

 『キャラが立っていない』

 『あ、いたんだ』

 などと誹謗中傷を繰り返され、

 犯行当時は心神喪失の状態にあったとし

 無罪を主張…」

「別にわたし、

 そこまで言われなくても…」

加藤の髪型チェンジにより、

混乱するサークルの面々。

だがその裏で英梨々が引き抜き!?

秘めた思いを胸に、夏が始まる。

 

プロローグ

7月中旬。

加藤恵髪型変更事件。

 

「異議あり!」

CAPCOM

ゲーム「逆転裁判」

 

「だからその方向で

 キャラデザも固まってきてたのに……

 どうして今になって急に

 髪型変えるのよ加藤さん!?」

恵ちゃんは髪型を

ショートボブ→ショートポニーに変更。

最初に読んだ時は、

髪型を変えた理由がわかりませんでした。

ただ、GS3を読んだ後だと、

置き去りにされたのが悔しくて、

もっと倫也くんの気を引く為に、

髪型を変えたのかなと思いました。

 

「それは神岸あ◯りが

 10数年も前に通過した道よ!

 今更柳の下にドジョウなんかいないわ」

Leaf

18禁ゲーム「To Heart」

メインヒロイン「神岸あかり」

 

ああ……

そういえば昔、

検事と一緒にやったなぁ『To Heart』。

マ◯チシナリオの時なんか

お互いの顔が見れないくらい

2人ともボロ泣きしてたっけ。

Leaf

18禁ゲーム「To Heart」

メインヒロイン「HMX-12 マルチ」

 

まぁ確かに、作中で5年も

経過するなんて言語道断だよなぁ。

丸戸史明

18禁ゲーム「WHITE ALBUM2」

 

俺の部屋の棚に

飾られている黒セ◯バーの目が

キラリと光ったイメージが

頭に浮かんだが気にしないことにした。

TYPEMOON

18禁ゲーム「Fate/stay night」

メインヒロイン「セイバー」

 

「私は小学校に上がる前、

 N◯Kで『ア◯ーmyラブ』を

 見て以来の法廷マニアなんだから、

 そこのにわか2人と

 一緒にして欲しくないわね」

ドラマ「アリーmy Love」

 

第1章 春、それは出逢いの季節(注:今は夏です)

名古屋から東京に帰って来た出海ちゃん。

出海ちゃんは、倫也くんとの再開を喜び、

夏コミのサークルチケットを手渡す。

 

俺がもっともっと小さい頃、

女の子として意識しまくってた、

人形のような色白の英梨々とは

違うアプローチで仲良くなれた。

そんな、生まれてから

2番目にできた女の子の友達

1巻にも書いてあるように、

倫也くんの初恋は英梨々ちゃん。

次に好きになったのは、

坂道で出会った恵ちゃんかな。

詩羽先輩は好きな作家としか見られていないし、

出海ちゃんと美智留ちゃんは…(察し)

 

喩えるなら『サマー◯ォーズ』の

カ◯マみたいな……って

いかん、それだと男の子に

ガチ萌えしてたみたいな

不穏な比喩になってしまう。

細田守

映画「サマーウォーズ」

登場人物「池沢佳主馬」

 

「『リトルラブ・ラプソディ』……?」

コーエーテクモ「ネオロマンスシリーズ」

 

「これで語尾に『であります』とか

 付けてたら完璧だったのにね」

「な、何言ってんだよウタ姉!?」

Leaf

18禁ゲーム「To Heart2」

メインヒロイン「柚原このみ・向坂環」

 

しかし、そうか……

もし出海ちゃんの名前に

『倫』の字なんかが使われていたら

詩羽先輩あたりに『小倫理』などと

呼ばれていたんだろうか。

丸戸史明

18禁ゲーム「WHITE ALBUM2」

サブヒロイン「杉浦小春」

 

第2章 嵐を呼ぶ再開(注:今は快晴です)

出海ちゃんと共に東京に帰って来た伊織。

伊織は、倫也くんとの

再開を喜び、宣戦布告する。

 

「別にそんなに美味しくはないさ。

 味噌煮込みは麺が固いし、

 きしめんは逆に麺が

 平たいせいで歯ごたえを楽しめず。

 味噌カツはタレに

 こだわるだけで肉はごくごく普通、

 ひつまぶしも同様で

 ウナギ自体を楽しむには力不足…」

 (以下略)

伊織による名古屋グルメ解説。

丸戸先生が名古屋出身だし、多少はね?

丸戸史明「世界でいちばんNGな恋」では、

岐阜と名古屋の仁義無き闘いが繰り広げられる。

 

サークルの創設者は、

単行本を出すたびに大ヒット、

アニメ化作品を何本も抱える

超売れっ子漫画家兼原作者、

紅坂朱音……

そうだ、初めてのコミケで

伊織に紹介してもらった

中でも1番緊張した有名人。

倫也くんは中学生の時に紅坂朱音と出会った。

詳細は12巻を参照。

 

第3章 展開に困ったら主人公をヘタレさせるべし

英梨々ちゃんと恵ちゃんは、

倫也くんの家でサークル活動。

倫也くんは、英梨々ちゃんに

rouge en rougeについて尋ねる。

 

と、俺の制止も時すでに遅く、

まだ消しが入っていない

無修正線画を目にしてしまった加藤が、

指の開いた手で顔を覆い、

その隙間からトレス台をガン見していた。

恵ちゃん笑。

 

以前、サブヒロインである

渚麻里子のイチャラブ同人誌を

書いたことのある英梨々は、

今回の夏コミ新刊をもって、

めでたく自分の中で

『あの雪のプリズム』という

作品を消化するつもりらしい……

ヒロイン間の愛情格差ありすぎだろ。

詳細はFDを参照。

 

「じゃ、どれにする?

 やっぱここは前回の続きってことで

 今度は隠しキャラの伊◯院を……」

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」

ヒロイン「伊集院レイ」

 

「……そうかぁ!」

と、そこで思わぬ加藤の前向きな言葉に、

俺は、捕獲した生き物が食べられることを

知ったス◯ークのように声が弾んだ。

コナミ

ゲーム「メタルギアソリッド」

主人公「ソリッド・スネーク」

 

「そうかぁ……」

と、そこで思わぬ加藤の正論に、

俺は、捕獲した生き物が食べられないと

知った大塚◯夫のように声が萎んだ。

コナミ

ゲーム「メタルギアソリッド」

主人公の声優「大塚明夫」

 

「だ、だって、だってさぁ……

 これは重いよ?相手本気だよ?

「ギャルゲーも乙女ゲーも

 基本的に永遠の愛を誓うものだろうが」

出会って1ヶ月位で付き合って、

付き合って1ヶ月位で結婚を誓うヒロイン達。

ギャルゲーヒロインの精神性って凄いよね。

 

英梨々に聞かなくちゃ

って思ってたことがあったから。

それも、2つ。

1つはrouge en rougeからの

誘いをどうするかと書いてあるけど。

もう1つは結局なんだったんだろう。

 

第4章 同人作家なら一度はこう言う夢見るよね?

夏コミ2日目、

倫也くんと恵ちゃんは、

出海ちゃんのサークルを訪れる。

そこで倫也くんは、

出海ちゃんの本を絶賛し、完売させる。

その様子を見た英梨々は、

倫也くんに自分の思いをぶつける。

 

「あ〜、ごめんごめん。

 でもそんな気にする必要ないよ、

 午前中の方はね」

送らなかったことを根に持っている恵ちゃん。

端的に言って可愛い。

 

「恵さんって……

 本当に、倫也先輩の彼女なんですか?」

「ううん、メインヒロイン」

「……なんですかそれ?」

「なんなんだろうね本当に」

なんなんだろうね本当に。

序盤の巻を恵視点から描く続編とか出ませんか?

 

第5章 別にまだ脱落したわけじゃないから

出海ちゃんの本を巡って、

決別してしまった倫也くんと英梨々ちゃん。

倫也くんは英梨々ちゃんについて

詩羽先輩と恵ちゃんに相談する。

 

「なるほど、

 確かにすごいヘタレね倫理君。

 目指せギャルゲー三大駄目主人公

 というところかしら」

ギャルゲー三大駄目主人公は下記の通り。

age「君が望む永遠」 主人公「鳴海孝之」

Leaf「WHITE ALBUM」 主人公「藤井冬弥」

Overflow「School Days」 主人公「伊藤誠」

 

俺は英梨々を、もう一度、

心の底から許せるんだろうか?

英梨々は俺を、もう一度、

心の底から信じてくれるんだろうか?

 

倫也くんにとって、

英梨々は本当に特別だなぁ。

 

「じゃ、今日のサークル活動始めるわよ。

 議題は、サブヒロイン、

 澤村英梨々シナリオの作成!」

 

7巻の選択次第では、

メインヒロインになる可能性があった。

 

「そうだなぁ……

 じゃあ、さっそく

 善処してもらおうかな?

 今回に関しては、

 結構ワガママだよ?わたし」

「人知の及ぶ範囲でお願いします……」

「え〜と、まずはね……

 安芸くんと澤村さんが仲直りすること」

「わかった」

まずも何も、それこそが

今回の俺たちのミッションだ。

「それから、澤村さんと

 出海ちゃんが仲直りすること」

「うん」

それだけは絶対だ。

意地でも英梨々に謝らせてみせる。

「サークルから誰も抜けないこと」

「あ、ああ」

それを1番心配してるのは

間違いなく俺で。

「みんなで、安芸くんの考えた

 最強のゲームを完成させること」

「加藤、お前……」

「ん?なに?」

「いや……確かにワガママかもな」

これって全部、俺の……

お前、完全に一致って

レベルじゃないだろ。

「あ、そうだ、それと」

「ん?」

「サークルの名前、

 そろそろ決めなきゃね」

「そうだな……」

3巻で1番好きなシーン。

恵ちゃんは、倫也くんの願い事を、

最後まで、1つも外すことなく当てる。

 

第6章 リトルラブ・ラプソディ

倫也くんと英梨々ちゃんの過去編。

倫也くん達の小学校時代が描かれる。

彼は、いつか英梨々と仲直りすることを誓う。

 

エピローグ 

倫也くん達は、サークル名を

「blessing software」に決定する。

 

まとめ

3巻は英梨々ちゃん1週目でした。

倫也くんと英梨々ちゃんの

過去編が明かされました。

また、新キャラの出海ちゃんが登場しました。

そして、サークル名が遂に決まりました。

blessing software。直訳すると恵ソフトかな。

 

コミケ経験者が読むと、

3巻の第4章は凄い感動します。

後は第6章が好きです。

倫也くんのお願い事を

全部当てる恵ちゃん可愛い。

 

次回は美智留ちゃん登場回の4巻で。