冴えない彼女の育てかたAfter感想

冴えない彼女の育てかたAfterの感想です。

毎週更新予定です。

第1話:1年後

あれから1年。

1浪のすえ大学に合格した倫也はサークルの再開を恵に宣言する。

改めて彼女に「メインヒロイン」を要求する倫也に対し、

恵は「主人公」として口説いてほしいと要望する。

 

まるで別れ話がもつれたかのように、

みっともなくすすり泣いているのは男の方で。 

WHITE ALBUM2より引用。

原作で泣いているのは、雪菜ちゃんなんだよなぁ…

 

「でもわたし、去年とっくに合格してるし、同じ大学に」

「それを言っちゃおしまいでしょ…」

不死川大学文学部1年生、加藤恵

そして本日、めでたく同じ不死川大学文学部への入学が決まった、

元浪人生の安芸倫也

倫也くんが浪人した経緯については、13巻を参照。

 

「だいたい恵さぁ、俺が味わったこの1年間の地獄の辛さわかってる?」

「そんなに辛そうだったっけ?ほぼ毎日会ってたけど、

 言うほど猛勉強してる雰囲気なかったし、

 目を離すとすぐマンガやアニメに逃避してたし」

ほぼ毎日…

これじゃもう冴えない彼氏の育てかたじゃん…

 

澤村英梨々と霞ヶ丘詩羽

すなわち、柏木エリと霞詩子。

もともと、人気も実績も十分にあった2人のクリエイターは。

けれど1年前に発売された人気RPGシリーズ最新作

『フィールズクロニクルXIII』によって、その知名度は爆上げとなり。

さらに、半年ほど前に再びコンビを組んだ新作小説

『世界で1番大切な、私のものじゃない君へ』は、発売以降、

今までとは異なる客層に爆発的にヒットし、重版に重版を重ね、

つい先だって映画化が発表され。 

 『世界で1番大切な、私のものじゃない君へ』

めっちゃ良いタイトルですね…

なお、この小説の企画書については、GS3を参照。

 

「でもそういうのを作り続けるのって、

 "童貞力"ってやつが必要だって霞ヶ丘先輩が言ってたよ?

 今の倫也くんにできるのかなぁ?」

あっ…(察し)

 

「な、なんでそんなに急いで家に帰りたがるんだよ?」

「だって、ここじゃ人に見られるから、やだよ」

「何を!?お前何するつもりなの!」

「あ〜いつもいつも、そういうツッコミはもういいから。

 どうせ同じ気持ちになってるくせに、

 いちいち言い訳がましいんだよなぁ倫也くんは」 

だって、いつも以上の、

精いっぱいの背伸びをするには、まだ明るいから。

恵ちゃん…可愛すぎでは?

 

第2話:2年後

あれから2年。

20歳となり、成人式の場で久々に再開した恵と英梨々。

式典をサボり、あの頃のように恵をモデルにしてカンバスに筆を走らせながら、

英梨々は倫也の近況を探ろうとする。

 

「で、結局今、加藤さんと澤村さんのどっちと付き合ってんだよ?」

「……そういう聞き方をされるのが嫌だったというのもある」

原作07-09巻辺りを参照。

 

「倫也くんは、英梨々を追いかけることしか、

 考えて、ないんだよねぇ……」 

WHITE ALBUM2かな。

英梨々=冬馬かずさ。

 

「……詩羽も、でしょ?」

英梨々の詩羽呼び、感動した。

この経緯についてはGS3を参照。

 

「そして、もし、英梨々に何かあったら、

 わたしなんか放っておいて駆けつける。

 ……3年前に、したように、ね」

原作06巻、アニメ2期6話参照。

 

「……少なくとも、年に2度は会って状況確認しない?」

「となると、お互いの誕生日、かなぁ?」

「……その翌日ね」

「9月の24日と、3月の21日?」

2人は年に2度会う約束をする。