冴えない彼女の育てかた1巻感想

冴えない彼女の育てかた1巻の

感想・考察・パロディをまとめました。

冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)

冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)

 

あらすじ

これは俺、安芸智也が、

ひとりの目立たない少女を

ヒロインにふさわしいキャラ

としてプロデュースしつつ、

彼女をモデルにしたギャルゲーを

製作するまでを描く感動の物がた……

「は?なんの取り柄もないくせに

 いきなりゲーム作ろうとか

 世間なめてんの?」

「俺にはこのたぎる情熱がある!

 ……あ、握り潰すな!

 せっかく一晩かけて

 書き上げた企画書なのに」

「表紙しかない企画書

 書くのにどうして一晩かかるのよ」

「11時間寝れば必然的に

 残った時間はわずかに決まってんだろ」

「もうどこから突っ込めばいいのよ

 ……このっ、このぉっ!」

……ってことで、

メインヒロイン

育成コメディはじまります!

 

プロローグ

4月上旬。

倫也くんは、英梨々と詩羽先輩を

ギャルゲー製作サークルへ勧誘する。

冴えない彼女の育てかた登場人物紹介。

 

「舞台は東京から飛行機で

 1時間くらいの南の離れ小島でさ……」

丸戸史明

18禁ゲーム「この青空に約束をー」

 

「で、その島の学園が

 過疎化のせいで本土の名門女子学校と

 統合されることになるんだけど……」

ぱれっと

18禁ゲーム「ましろ色シンフォニー」

 

「そんなわけで、主人公は女装して

 その女学校に通うところから

 ストーリーは始まるって感じで……」

キャラメルBOX

18禁ゲーム「処女はお姉さまに恋してる」

 

「そんな主人公のもとに、

 月から王女様が

 ホームステイでやってきて……」

August

18禁ゲーム「夜明け前より瑠璃色な」

 

「言い忘れたけど、

 この世界では『神界』と

 『魔界』と『人間界』が共存して……」

Navel

18禁ゲーム「SHUFFLE!」

 

「あと、技術も進歩してて、

 主人公の家にはメイドロボが

 三体も居るんだけど……」

Leaf

18禁ゲーム「To Heart2」 

 

「そんな中、主人公は

 自分の部活を守るために

 生徒会選挙に出ることを決意して……」

sprite

18禁ゲーム「恋と選挙とチョコレート」

 

「あ、ついでに

 ヒロインには全員に一つずつ

 得意な武術があって……」

みなとそふと

18禁ゲーム「真剣で私に恋しなさい!」

 

「ねぇ、倫理君」

「ともやです……」

このやりとり好き。

 

「ちょっとぉ……

 勝手に2人の世界に

 入ってるんじゃないわよ!」

「お前の周りの世界ってのは

 いつもこんなに俺に厳しいのかよ!?」

丸戸史明

18禁ゲーム「パルフェ」

主人公「高村仁」の台詞

「お前の周りの世界は…

 お前が考えるよりも…

 ちょっとだけ優しいんだよ」

 

そして俺は、明日からの

1人きりの戦いに思いを馳せて……

「残念だったね、

 みんな協力してくれなくて」

「……ああ、いたんだっけ」

「えっと、そもそもわたしを

 メインヒロインにしたゲームを

 作るんじゃなかったっけ?」

「悪い悪い、今まで忘れてた」

「うんわかる。

 本気で忘れてたよね安芸くん」

ついでに悪い、ちょっとだけ訂正。

俺"たち"の戦いは、

まだ始まったばかり、だった……

存在感の薄い恵ちゃん。

 

ここで俺の名前が出たところで

せっかくだから自己紹介。

安芸倫也。豊ヶ崎学園2年生。

あと、昨日から追加プロフィールとして、

同人ギャルゲー製作サークル主宰。

 主人公:倫也くん

 

その、初対面の男なら

間違いなく一瞬で目を奪われる、

細工物のような金髪に白磁のような肌。

英国人の父親と日本人の母親を持った

日本育ちの同級生。

澤村・スペンサー・英梨々

澤村英梨々:ハーフの金髪ツインテール幼馴染

 

英梨々のキャラ設定は、

丸戸史明の過去作品に準拠。

18禁ゲーム「パルフェ」

花鳥玲愛:ハーフの金髪ツインテール

18禁ゲーム「この青空に約束をー」

羽山海巳:金髪ツインテール幼馴染

 

艶のある長い黒髪、

ほとんど表情を変えないせいで

客観的美女に固定されたその容姿。

俺や英梨々より1年年上の上級生。

霞ヶ丘詩羽。

霞ヶ丘詩羽:黒髪ロングの先輩

 

詩羽先輩のキャラ設定は、

丸戸史明の過去作品に準拠。

18禁ゲーム「パルフェ」

夏海里伽子:主人公の憧れ・性格

18禁ゲーム「この青空に約束をー」

浅倉奈緒子:黒髪ロングの先輩

 

ビジュアル的には……

まぁ。見た通り。

1年以上、一緒の学校に

通っていたはずなのに、

つい一月前までまるっきり印象に

残っていなかった同級生。

加藤恵。

加藤恵:特になし

 

この作品の目的は、タイトルの通り、

「冴えない彼女の育てかた」である。

 

英梨々と詩羽先輩は、

丸戸史明の過去ヒロイン達から、

生み出された最強ヒロインである。

そして彼女達は、WHITE ALBUM2の

ような三角関係を繰り広げる。

  

この多角関係を制することで、

恵が全ての過去ヒロイン達を超える、

メインヒロインに成長する物語である。

 

第1章 フラグってさ、気づいてあげないと折れてしまうんだ

倫也くんは、新聞配達のバイトをしていた。

ある春の日、彼は、運命の出会いを果たす。

彼は、運命の出会いを果たした謎の少女を

ヒロインにしたギャルゲー制作を決意する。

 

「来月に『皇国のゴライオン』の

 BDボックスが出るからね!

 ねん◯どろいどは初回版にしか

 つかないから死にもの狂いよ!」

アニメ「百獣王ゴライオン」

 

だから俺は、下り坂に向かって

自転車のペダルに思いっきり力を入れ……

「おおおぉぉぉぉぉ……

 っとぉ、よいしょっと」

そして考え直して、自転車を下りると

丁寧にスタンドを立て……

「改めてうおおおおぉぉぉぉ〜っ!」

2本の足で全力で駆け下りた。

交通ルールを守る倫也くん。

ちなみにアニメ版では、

自転車に乗ったまま

件の帽子を追いかける。

 

プロローグ:

ある春の日、

俺は、運命と出逢った……

穏やかな陽射しが降り注ぎ、

暖かな風が通り抜け、

桜の花びらが舞う長い坂。

 

何故、恵は、

こんな時間にこんな場所にいたんだろう。

続編での回収に期待。

 

新たな予感に

胸を躍らせる、そんな瞬間……

俺はその時、二度目の恋をした。

そう、また恋をしてしまった。

倫也くんの初恋は、

英梨々であることを示唆。

すなわち、英梨々と恵の間に出会った

詩羽先輩や出海ちゃんには、

この時点で恋をしていないことがわかる。

 

それこそ、

新学期から転校生として

自分のクラスに入ってくるとか。

丸戸史明

18禁ゲーム「この青空に約束をー」

 

あるいはお互いの

父親が敵同士で、

愛憎の波に翻弄されて

いくことになるとか。

あかべぇそふとつぅ

18禁ゲーム「G線上の魔王」

 

さらに、実は母親が同じ異父兄妹だった

という衝撃の事実が判明して泥沼化……

CUBE

18禁ゲーム「夏ノ雨」

 

こんなにも自分の気持ちが

燃え上がるのはいつ以来だろう?

多分、ああ、『恋するメトロノーム』に

寝食を忘れてドハマリした時だから……

「いくらなんでも『青春』はないな。

 ネタゲーじゃないんだから」

……たった1年前か。

詩羽先輩編への伏線。

詳細は2巻を参照。

 

キャラクター設定:

ヒロインA(名前未定)

メインヒロイン。

桜の舞う坂道で出逢った少女。

坂道の頂上に1本だけ

咲く大きな桜の古木。

その大木にかけられた呪いに縛られ、

桜の精として永遠の時を生きている。

主人公が幼い頃、彼女と交わした約束……

その約束が守られ、

彼女の願いが叶うとき、

呪いは解除される。

その時、彼女の存在は、

皆の記憶から消えてしまう。

「……なんか音楽用語的に

 最初に戻っているのは気のせいか?」

Circus

18禁ゲーム「D.C.~ダ・カーポ~」

 

「なぁ倫也、お前、

 『琥珀色コンチェルト』持ってるよな?」

「『琥珀色コンチェルト』……だと?」

ぱれっと

18禁ゲーム「ましろ色シンフォニー」

 

初回限定盤原画集&サントラ5枚付き

9800円総重量1.8キログラムをさ。

あかべぇそふとつぅ

18禁ゲーム「G線上の魔王」

 

「何モタモタしてんだよ、

 もう、しょうがないなぁ倫也は」

丸戸史明

18禁ゲーム「パルフェ」

メインヒロイン「夏海里伽子」の台詞

 

私立豊ヶ崎学園。

風光明媚でもない、

都心という程でもない。

中高一貫でもない、

大学付属でもない、

よって学園都市でもない。

鎌池一馬

ライトノベル「とある魔術の禁書目録」

 

「ったく、2年になって

 倫也と同じクラスになったせいで

 俺までキモオタ扱いだ」

「声を掛けられるだけ

 でも恵まれてると思えよ。

 普通なら俺たちオタクなんて

 迫害と無視の対象でしかないんだぞ?」

「いつの時代の話だよ……」

「7年前だろ」

英梨々編への伏線。

詳細は3巻を参照。

 

「それに今度のコンシューマー版は、

 エロ抜きだけの単なるベタ移植じゃない

 って発表されてただろ。

 原作版では攻略不可で

 暴動まで起きかけたという

 伝説の妹の正規ヒロイン昇格、

 どんだけ最強の布陣だよ……

 負ける要素が見当たらないぞ」

ぱれっと

18禁ゲーム「ましろ色シンフォニー

サブヒロイン「乾紗凪」

 

どんな選択肢を試しても、

紗凪ルートに入れないので

バグだと思っていました。

ルートが存在しないことを

知った時は涙を流しました。

 

第1章:

ある春の日に、

俺は、運命と再会した…

薄暗い夕日が差し込み、

少し冷たくなった風がそよぎ、

土ぼこりの舞う帰り道。

そして、その坂のてっぺんに佇む1人の…

1人の女子クラスメイト、その2。

名前も知ってる、ここ1月ばかり

毎日顔を合わせていた女の子。

 

「ええと……加納恵、だったっけ?」

「加藤だよ〜」

あ、名前まだ知らなかったわ。

倫也くんは、運命と再会する。

 

第2章 地味キャラだって、れっきとした個性だろ

倫也くんは、運命の彼女との再開を果たす。

しかし、彼女は存在感のない女の子だった。

彼は、 そんな彼女に戸惑いながらも、

恵をメインヒロインすることを再び誓う。

 

「友達に言わせるとね、わたし、

 なんか印象薄いらしいんだよね。

 さらっと流せるっていうか……」

「あ〜、わかる!

 めっちゃわかるわ〜!」

「……めっちゃ?」

「意外だな〜!

 加藤ってかなり可愛いし

 もっと人気あるのかと思ってたわ〜!」

「……今日まで名前も顔も

 覚えてなかったのに?」

「今日初めてそう思ったの!」

思いっきり失言して、

思いっきりフォローする倫也くん。

 

「でもさ……」

「うん」

その表情からは、

少しばかりの戸惑いに、

ほんの少しばかりの興味が

混ざっているように見える。

「萌えるんだなぁコレが……」

「う、うん?」

う、うん?

 

 

「俺は、お前を、

 胸がキュンキュンするような

 メインヒロインにしてやる!」

「…………」

「……何か言えよ」

「……何を言えばいいの?」

何も言えない。

 

そして、さらに翌朝。

「あ、安芸くん、

 昨日考えてみたんだけどさ、

 まぁ、放課後なら今のところ

 部活もバイトもないし、

 そんなに一生懸命

 勉強する気もないし、つきあうよ」

「加藤、お前……やすいにも程があるぞ」

こうして俺たちの

ギャルゲー製作サークルは立ち上がった。

出会って実質3日で立ち上がった

倫也くん達のギャルゲー製作サークル。

 

第3章 はじめに、神はテンプレを想像された(前編)

倫也くんは、恵ちゃんを家に誘う。

そこで行われたのは、ギャルゲー合宿だった。

 

「で、見てたの?」

「まぁ、偶然な」

「どこから?」

「『話があるんだ澤村。どうしても

  言わなくちゃならない、大事な』

 のあたりから」

丸戸史明

18禁ゲーム「WHITE ALBUM2」

主人公「北原春希」の台詞

「話があるんだ。どうしても

 言わなくちゃならない、大事な……」

 

「まぁ何にしても、

 まずはあの2人を

 引き込まないことには

 何も始まらないしな〜」

「それだよ安芸くん」

「どれだよ加藤くん」

このやりとり好き。

 

「へ〜、安芸くんの家ってこの辺なんだ。

 わたし時々通りかかるよ?」

探偵坂の周りには、

特に何も無かったはず。

何故、恵はこの坂を

時々通りかかるのだろうか。

 

「あいつらが素人だと

 いつから思っていた?」

「え?どういうこと?」

「……固定概念だなぁ加藤」

「な、なにが……」

「お前、今の選択肢間違えてたぞ」

「え、いつから

 ゲームの話に変わってたの?」

あかべぇそふとつぅ

18禁ゲーム「車輪の国、向日葵の少女」

登場人物「法月正臣」の台詞

「固定概念だな、森田」

 

「それは……

 誰もが攻略可能だということだ」

「え、えぇ?」

「幼なじみのあの子も、

 マネージャーのあの子も、

 そして美術部のあの子だって!」

「そりゃ、確かにこっちも

 美術部ではあるけど……」

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」

ヒロイン「藤崎詩織・虹野沙希・片桐彩子」

 

「それだけじゃない!

 嫌味な男友達だと思ってたあの子も!

 三年間廊下でぶつかってくる

 だけだったあの子だって!」

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」

ヒロイン「伊集院レイ・館林見晴」

 

「いいや大丈夫!

 だって俺の言いたいことは、

 人間、やる気と情熱さえあれば

 なんだってできるってことなんだよ!」

「そりゃ、

 ギャルゲーは必ず正解があるけど、

 現実はそんなにうまくいかないよ」

現実の分岐は、複雑怪奇やからなあ…

 

『こうして、

 俺の3年間は幕を閉じた』

『この3年間、なんにも

 いいことなかったなぁ』

「…………」

「…………」

「……現実どころか

 ゲームでもうまくいかなかったね」

「やっぱ、2年の春の

 デート選択肢がまずかったなぁ」

「それも現実の季節と

 妙に重なって嫌な感じだね……」

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」BAD END

 

ディスプレイから流れる

哀愁溢れる男性ボーカルを聴きながら、

俺と加藤は高校生活3年間の

激闘を終えた余韻に浸っていた。

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」BAD END曲

 

「でも、もうすぐ7時だよ?

 外真っ暗だし」

「あ、大丈夫、今日、

 両親とも帰るの夜中だから」

「全然大丈夫じゃなくない!?」

これは、俺たちのサークルの

ために必要なことだから。

避けては通れない、険しい道なのだから。

「約束だろ、加藤……まだ帰るなよ」

「あ、安芸くん……」

「頼む!」

だから、じっと加藤を見つめる。

理不尽なことは承知してる。

あまりんも意味深だって

ことも理解してる。

それでも、俺は……

「まぁ別に、家には今日

 遅くなるかもって言ってあるから

 ちょっとくらいはいいけど」

「いいんだ⁉︎」

出会って1週間の男の家で延長する恵。

加藤家の教育は一体……

 

2回目のプレイでは、

加藤はメインヒロインを諦めて

青髪ショートのコに

ターゲットを変更したようだった。

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」

サブヒロイン「虹野沙希」

 

どうやら加藤が話題に上げたのは、

攻略難易度が加藤そっくりの

ゲームヒロインの方ではなく、

攻略難易度が藤◯詩◯も

真っ青な現実ヒロインの方らしかった。

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」

メインヒロイン「藤崎詩織」

 

第4章 はじめに、神はテンプレを想像された(後編)

英梨々は、倫也くんの家を訪れる。

そこで、英梨々は恵と再会する。

そして、英梨々の正体が

18禁作家であることが明かされる。

 

こういう奴が

『新品を買ったのに

 ヒロインが中古だった』とか

言いつつメディアを切り刻んで

メーカーに送ったりするんだろう。

実に嘆かわしい。

新品を買ったのにヒロインが中古だった。

オタクは処女厨が多いから……

 

「と、倫也、あんた……っ、

 あたしがホラー

 超苦手なの知っててぇ!」

「ん?『これはゾンビですか?

 はい、ジョージ・A・ロメロの名作です

 は気に入らなかったか?」

木村心一

ライトノベル「これはゾンビですか?」

 

とどめに着てるのは、

胸に嶋村中学校の校章が入った

緑色のジャージ上下ときたらもうね…

丸戸史明

18禁ゲーム「この青空に約束をー」

メインヒロイン「羽山海巳」と同じ服装

 

ちなみに海巳ちゃんは、

金髪ツインテール幼馴染である。

性格は、英梨々ちゃんと真反対だが。

 

「ふぅん、あなたが倫也の……」

「お、お友達、です」

「別に友達でも彼女でも

 オタ友でもセフレでも興味ないけどね」

「あの、最後のやつは

 さすがに失礼なんじゃ……わたしに」

「気にすんな、そいつ超性格悪いんだ。

 学校じゃ完璧に擬装してるけど」

倫也くんが言う通り、

英梨々は普段、仮面を被っている。

しかし、恵の前では、

初対面の時から仮面を被っていない。

詳細は9巻6章を参照。

 

「しかも今さらこんな古いゲーム……」

「古典的名作と言え。

 だいたい英梨々だって

 昔はハマってただろ」

「小学生の時じゃない。

 しかもあんたに

 『1人クリアするまでは帰っちゃ駄目』

 とか泣かれて無理やり……」

「小学生の頃から言ってること

 何も変わってないんだね安芸くん」

「み◯りんが俺の嫁

 過ぎるのがあかんのや……」

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」

サブヒロイン「館林美晴」

 

プロフィール

HN:柏木エリ

サークル名:egoistic-lily

性別:♀

誕生日:6月25日

イベント参加予定:

4月30日 COMIC☆ニッチ

A-26 egoistic-lily

『バイシクルH×H』本予定(24ページ)

石踏一榮

ライトノベル「ハイスクールD×D」

 

「まったく、見たくもない

 ホラー見せられるわ、

 階段で怪我させられるわ、

 あげくの果てにHP晒されるわ、

 あんたって本当に最低の屑ね」

silkys

18禁ゲーム

「姫騎士アンジェリカ

 〜あなたって、本当に最低の屑だわ!〜」

 

「いや、それも困る。

 何しろ英梨々がいないと

 成り立たない企画だし」

「それってどんだけ脆弱な企画なのよ。

 たとえ初代のスタッフが全員抜けて

 ブランド名と権利しか残ってなくても

 しれっと続編が出る

 某タイトルを見習いなさいよ」

「やめろ!そういうブランドのこと

 "俺は"尊敬してるけど

 それとこれとは話が別だろ!」

BaseSon

18禁ゲーム「ONE2〜永遠の約束〜」

 

ヘタクソだけど

愛情のこもった片◯さんのイラストを

俺に見せびらかして嬉しそうに笑ってた、

とても魅力的な女の子だった。

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」

サブヒロイン「片桐彩子」

 

「で、結局倫也は、このコをどんな

 ヒロインにしたいと思ってるの?」

「どんなって……」

「バーチャルアイドル?ボーカロイド?

 国民的カノジョ?3Dカ◯タ◯少女?」

テックアーツ3D

18禁ゲーム「3Dカスタム少女」

 

「覚えてないのか?

 同人界において

 まったく無名の弱小サークルが、

 大長編を作りわずか数年で

 業界制覇をなし遂げたあの奇跡を」

TYPE-MOON

同人ゲーム「月姫」

 

「そういえば澤村さん、

 最初の集まりの時も

 霞ヶ丘先輩に対して、

 なんか微妙な態度だったよね?

 もしかして過去に何か……」

英梨々と詩羽先輩の過去編はGS1を参照。

 

「そういえば安芸くんも

 霞ヶ丘先輩に対して

 変に気まずそうだったよね?

 もしかして過去に何か……」 

倫也くんと詩羽先輩の過去編は2巻を参照。

 

『こうして、俺の3年間は幕を閉じた』

『これからは、沙◯と

 一緒に歩いて行こうと思う』

コナミ

ギャルゲー「ときめきメモリアル」

サブヒロイン「虹野沙希」END

 

第5章 どうせ私は、誘い受けの女

倫也くんは、恵と共に和合市に訪れる。

そこでは、霞詩子のサイン会が行われていた。

そして、詩羽先輩の正体が

女子高生ラノベ作家であることが明かされる。

 

「さてと、切符買おっか。

 どこまでだっけ?」

「和合市」

「って、隣の県じゃない。

 うわ切符たっか」

埼玉県和光市。

 

「さてと、まだ電車まで

 時間あるからコンビニ寄ってくるね」

「トイレも済ませておけよ。

 移動時間長いからな」

「それも含めてコンビニって

 表現したのに無粋だよ」

「無粋だと思うなら

 ネタばらしすんなよ……」

恵ちゃん笑。

 

「それでさ、

 この霞詩子先生ってどんな人?

 安芸くん知ってる?」

「あ、ああ……

 前にも2巻発売の時に

 ここでサイン会があってな」

「やっぱり名前通り、女の人?」

「……まぁな。どうせすぐわかる」

詳細は2巻6賞を参照。

 

「じゃあ改めて、

 こちらが3年C組霞ヶ丘詩羽先輩」

入学以来、1度も1位の座を

滑り落ちたことのないと

豊ヶ崎学園始まって

以来とも言われる秀才。

「あと、ペンネームを霞詩子先生」

処女作の『恋するメトロノーム』全5巻は

今や売り上げ50万部越えを誇る

新進気鋭の現役女子高生人気ラノベ作家。

「恋するメトロノーム」の元ネタは、

丸戸史明「WHITE ALBUM2」である。

 

それが……

「それがまさか、

 安芸くんの元カノだったなんて」

「俺の言葉を少しでも信じて

 くれたらそう言う結論には

 ならないと思うんだよ加藤」

恵ちゃん笑。

 

「で、結局なんで来たの?

 わざわざ昔捨てた女のところに」

「だからもういい加減

 元カノネタやめようよぅ先輩」

そういう昔の因縁

ありっぽいヒロイン造形は

ゲームバランス崩すからギャルゲーでは

扱いが難しいというのにこの人は……

丸戸史明

18禁ゲーム「パルフェ」

メインヒロイン「夏海里伽子」

18禁ゲーム「この青空に約束をー」

サブヒロイン「浅倉奈緒子」

18禁ゲーム「世界でいちばんNGな恋」

サブヒロイン「香野麻美」

 

18禁ゲームの場合、

過去の因縁があるヒロインの方が、

基本的には強いから…

 

「って、なにこのサイン⁉︎

 ミミズがのたくったような

 字で気づかなかったけど、

 よく見たら『がとーしょーじ』

 って書いてあるじゃん!」

ライトノベル「フルメタル・パニック!」

作者「賀東招二」

 

ついでに俺のサイン本をよく見てみたら、

『ぶりき」って書いてあるじゃん……

ライトノベル「僕は友達が少ない」

イラストレーター「ぶりき」

 

「それに、ネットでも

 すごく盛り上がってるみたいだし」

「ああ、2人のヒロインの派閥に分かれて

 お互いを叩き合ってるみたいね」

そりゃ、あんなギリギリの

三角関係を書いたあんたのせい……

丸戸史明

18禁ゲーム「WHITE ALBUM2」

メインヒロイン「小木曽雪菜・冬馬かずさ」

 

「でも、聞けば聞くほど

 過去に何かありそうな雰囲気が

 漂ってくるのは気のせい?」

「過去にあったことなんて

 ちょっとだけだから!

 ちょっと作品にハマって、

 ちょっとサイト立ち上げたら、

 ちょっと作者が同じ学校の

 1年先輩だっただけだし」

「ああ、初めての時も確かに

 似たようなこと言ってたわね。

 先っぽだけって」

「先っぽも入れてないよ!?

 じゃなくて言ってないよ!」

詩羽先輩笑。

 

「つまり、あなたが

 やろうとしてることは

 単なる代償行為……

 自分が好きになった

 『かもしれない』女の子を

 魅力的に仕立て上げることで、

 自分の審美眼は間違っていなかったと

 自己満足に浸るためってわけね?」

ぐう正論。

 

第6章 8月31日の男 #自覚のあるクリエイターはRT

倫也くんは、プロット作成に取り組む。

紆余曲折を経て、完成したプロット。

倫也くんは、それを恵に見せる為に坂道を下る。

 

「舞台は多次元

 ファンタジー世界の城下町でさ……」

ガイナックス

シミュレーションゲーム

「プリンセスメーカー」

 

「で、ヒロインはデビューを目前に控えた

 駆け出しのアイドルなんだけど……」

ナムコ

シミュレーションゲーム

「THE IDOLM@STER」

 

「あ、ちなみにヒロインは、

 記憶を失って街を

 さまよっているところを

 主人公に拾われて同居してる

 って設定なんだけど……」

ソニー

アドベンチャーゲーム「やるドラ」

 

「ある日、事務所の社長の命令で、

 そのヒロインをアイドルとして

 売り出すところから

 ストーリーは始まるって感じで……」

ナムコ

シミュレーションゲーム「THE IDOLM@STER」

 

「ヒロインのパラメーターは

 ボーカル、ダンス、ビジュアル、

 気品、根性、色気、モラルとか色々あって……」

ナムコ

シミュレーションゲーム

「THE IDOLM@STER」

 

「で、パラメーターの伸ばし方で

 エンディングでの職業も色々変わって……」

NECアベニュー

シミュレーションゲーム「誕生〜Debut〜」

 

「そういえばお土産、

 バターサンドでいいよね?」

「大好物なんで2箱頼む。

 あ、金は払うから、1箱分だけ」

「あはは、了解……

 あ、でもこれ賞味期限

 1週間か、ギリギリだね」

恵は既に東京に

帰って来ていることを示唆。

 

あいつとの出逢いに、運命を感じた。

なのに、その運命が

あいつ自身によって否定された。

だから、裏切られた運命を、

ゲームの中で元に戻してみたかった……

これこそがcherry blessingの創作意欲。

 

「久しぶり。また……会えたね。

 ほんと偶然、なんてね?あはは……」

「か、加藤……?」

……の、弾けるような、

眩しい笑顔。

「あれ?わたしのこと、

 ちゃんと知ってるんだ……

 安芸倫也くん」

 

「それじゃ改めて、

 リクエストいいかな?」

「……はい、どうぞ!」

「ならさ、加藤」

だから俺は、そんな、

あまりにも妄想の余地が

あり過ぎる申し出に、

あまりにも妄想の余地が

あり過ぎるリクエストで応える。

「俺の作品の、ヒロインになってよ」

「え……」

全てを持っていく恵ちゃん。

 

エピローグ

演技の終わった倫也くんと恵。

恵ちゃんは、舞台裏について語る。

 

 

「北海道行ってただろ?昨日まで」

「あ、あ〜、あれね?」

あれねも何も、家族全員が

揃う最後の旅行だからって。

だから俺は、加藤がいなくても

何も心配いらないって。

「実はね、一応、

 五日くらい前には

 話ができてたんだよ」

「5日前って、お前、その時は……え?」

恵は、家族全員が揃う最後の旅行より

倫也くんを優先したことが明かされる。

 

「いや、今回のことでわかったんだ……

 俺、お前の、お前のさ……」

「え……」

「お前のキャラに

 バッチリ萌えられるから!」

「……は?」

「お前のキャラグッズなら

 片っ端から集めたいって思ってるから!」

「…………」

「お前のキャラ抱き枕なら

 毎日抱いて寝たいって思ってるから!」

「……あの、

 そこでどうしてグッズに走るの?」

「いや、画面の中よりは立体的だろ?」

「あ〜、ま〜そうですね〜」

倫也くん笑。

 

「ま、それよりも、

 どうなるのかしらね、このサークル」

「メンバー全員のスケジュールと

 方針とやる気が合わずに頓挫に一票」

「リーダーがメンバー全員と

 多角関係を形成して空中分解に一票」

詳細は2巻・7巻を参照。

 

「そうは言っても楽しくて

 仕方ないんだもの、

 あなたのそういうところ。

 加藤さんよりよっぽど

 わかりやすくって書きやすいし」

「ちょっと、

 人をモデルにしないでよ!」

「え〜、もう次回作のヒロインの

 ライバル役で使っちゃってるんだけどなぁ」

「しかも振られ役!?

 そんなの自分をモデルに

 すればいいでしょ!

 リアル振られ女のくせに!」

「あ、でも、私の作品の場合は

 誰が主人公とくっつくか

 私にもわからなくてね……」

詳細は純情ヘクトパスカルを参照。

ちなみに純情ヘクトパスカルの原作は、

本作、冴えないヒロインの育てかたである。

  

丸戸史明作品では、

毎回、主人公が誰とくっつくのかわからない。

 

まとめ

冴えない彼女の育てかた1巻の

感想・考察・パロディをまとめました。

1巻はパロディが結構

多かったのでくぅ疲れました。

 

1巻は、英梨々・詩羽先輩・恵の

全員に見せ場があり、良かったです。

第6章の運命のやり直しは

いつ読んでも感動します。

 

次回は詩羽先輩1週目となる2巻で。